喧嘩の効用と、決して超えてはいけない一線

ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

これまで私は、ブログを通じて「喧嘩」の重要性をお伝えしてまいりました。少し驚かれるかもしれませんが、喧嘩とは単なる争いではなく、エネルギーをほとばしらせながら行う「本音のコミュニケーション」だからです。

悲しみや悔しさ、そして「分かってほしい」という切実な願い。それらをお互いにぶつけ合うことで、心の奥底でつながり、理解が深まっていく。そんな前向きな役割が喧嘩にはあります。

ただし、ここには明確な「境界線」があります。

もっとも注意すべきなのは、相手の人格や人間性、あるいは身体や見た目など、「その人自身」を否定する言葉です。

売り言葉に買い言葉で、本音とは無関係な「相手を貶めるための言葉」を吐いてしまうことは誰にでも起こり得ます。もし、怒りや悲しみなんかに任せてそんな言葉を発してしまったと気づいたなら、喧嘩の途中であってもすぐに素直に謝罪し、深く反省してほしいのです。

間違っても、そんな言葉を繰り返したり、論理で塗り固めたり、取り返しのつかないようにはしないでください。

もしご自身の中に「相手の存在そのものを否定したい」という強い思いが芽生えているのであれば、一度立ち止まるサインかもしれません。その場合は、喧嘩で無理にコミュニケーションを図ろうとするよりも、まずは距離を置き、ひとりになって冷静さを取り戻すことの方が何倍も大切です。

たとえ相手が夫や妻、子どもや親といった大切な家族であっても、それは同じこと。関係を修復するための喧嘩が、関係を壊すための争いになってしまっては本末転倒だからです。

ひとりで冷静さを取り戻す過程で、もし心が整理しきれないときは、ぜひ心理カウンセラーのような第三者にその思いを投げかけてみてください。抱えている感情を客観的に眺められたり、自分でも気づかなかった対処法など、心の霧を晴らしてくれるヒントが見つかるはずです。

ご自身の気持ちに素直でありつつ、相手のことも大切に想う。 そんな誠実な関係を築くために、今日のこのブログが少しでもヒントになれば幸いです。

黄色い花

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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