「どうしても考えてしまうなら、とことん考え抜きなさい」という処方箋

ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

周囲のある事柄に対して、自分だけが過剰にこだわって、心が揺れてしまうことはありませんか。

普段はそれほど気にしなくても、時々その頑なさが煩わしくなり、「解消したい」と思うこと……私にはそんな瞬間があります。

心を整えるアプローチはさまざまありますが、そのこだわりの周辺について、あえて「学びを深めてみる」のも一手だと思います。

ある高僧の言葉に、こんなものがあります。
「『考えるな、無心になれ』と言われても、どうしても考えてしまうのなら、とことん考え抜きなさい」

私の場合、学生時代に触れた「悪法もまた法なり(ソクラテス)」という言葉が身に染みついて、「どんなルールでも絶対に守るべき」という考えに囚われていました。

ルールを破る人にイライラし、理不尽なルールにイライラし、こだわる自分にイライラする……。

そこで、法に関する思想の歴史を「学び、考えて」みたのです。
するとそこには、「守るべきルールが法になっているのか」「法を守ること自体に意味があるのか」といった、先人たちの深い葛藤の歴史がありました。

それを知ったとき、「自分は独りよがりに、稚拙にこだわっていた」と気づかされ、頑なだった心が少し解放されたように感じたのです。

無理に頭を空っぽにしようとしなくていい。 先人たちの多様な知恵を学び、とことん考え抜いてみる。

そうすることで、自分を縛りつけていたこだわりの結び目が、ふっと優しくほどけていくこともありそうです。

ノリタケの森楠木

ノリタケの森楠木 ノリタケの森楠木
ノリタケの森にある、大きなクスノキ。
99年前の1927年、昭和天皇がお越しの際に植えられたそうです。
世界に誇るノリタケの洋食器の工場を、ご視察されたのでしょうね。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

コメントはお気軽にどうぞ