五感の「当たり前」は多様だから、私たちは補い合える

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人が「当たり前に持っている」と思われている能力って、実は人によってかなり差がありますよね。
頭の回転の速さ、運動神経、美的センス、視力の良さ、あるいは鼻の利き方など……。

ちなみに、私自身は香りにかなり鈍感なほうです。強い香りでないと、なかなか気づきません。
万が一、街に毒ガス(!)が蔓延して周りの人が逃げ出していても、私だけポカンと残されてしまうかも……。
(でも大丈夫です。妻は非常に鼻が利くので、きっと私を引っ張って助けてくれるはずです)

ところで、みなさんは「APD(聴覚情報処理障害)」という言葉をご存知でしょうか。

これは「耳の聞こえ(聴力)そのものには問題がないのに、言葉として聞き取るのが苦手」という症状です。

  • 「急に話しかけられると、最初の言葉が聞き取れずに聞き返してばかりになる……」

  • 「特定の音の聞き分けが苦手で、例えば『加藤さん』と『佐藤さん』を間違えてしまい、謝ってばかり……」

その現れ方は人によってさまざまです。

周りの人が苦労せずに「当たり前」にできている姿を見ると、どうしても心が痛んだり、人一倍気を張って工夫を重ねるうちに、心労や疲労がどっと溜まってしまったりするようです。
自分にその経験がないと、その生きづらさを想像するのはなかなか難しいものですよね。

誰しも、他人より少し器用にできることがある一方で、他人よりどうしても苦手で苦労してしまう部分がある。
生き物はみんな、そうなんでしょうね。

自分自身のプラスとマイナスの双方の特性を知り、自分なりの工夫を積み重ねていく……。
それと同時に、周りの人と、それぞれのプラスとマイナスで「補い合い、助け合い、理解し合う」。

そんな優しい循環が、あちこちで生まれたらいいな、と思っています。

ノリタケの森赤レンガ ノリタケの森赤レンガ
ノリタケの森赤レンガ
明治時代、世界に誇る日本の洋食器Noritakeを生産した、赤レンガ造りの工場跡

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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