家族の「当たり前」が変わる時代の中で
ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
この週末の2日間は、放送大学の面接授業(スクーリング)にみっちり出席しています。
今回のテーマは「家族とその心」、そして現代ならではの家族の問題について。
長年、研究と臨床の第一線で活躍されている大学院の教授から、直に講義を受けられるという、本当にありがたい機会に恵まれています。
初日の講義を聴きながらしみじみと思うのは、自分が生まれた当時と比べた、社会の変化のすさまじさです。
幼少期には「当たり前」だったことが、今ではすっかり違和感を覚えるものに変わっていたりします。
私自身のことで言えば、幼少期に同居していた祖父は自営業で、孫の私を「跡継ぎだ」と言って可愛がってくれました。一方で、サラリーマンだった父から「跡継ぎ」と言われたことは一度もありません。そして私はといえば、大学入学以降は実家を離れ、父と同じサラリーマンの道を選び、ずっと核家族で暮らしています。
祖父母にとっての「当たり前の人生」が、親や子どもにとっては「あり得ない人生」になる。
もし祖父母が生きていたら、私の子どもの生き方をどう感じるのだろうか……きっと混乱するのかもしれません。
祖父母も、親も、実のところ子ども世代も、誰もがその時代の中で必死に試行錯誤しながら生きているのですね。
そう考えると、いつでもおだやかでスムーズな家族関係を保ち続けるなんて、むしろ夢物語なのかもしれません。
けれど、激変する時代の中でも、お互いを“上手く”思い、 “上手く”接することができれば、その家族なりの素敵な関係へと、その都度しなやかに軌道修正を図っていける。講義を受けながら、改めてその確信が強まりました。
ご家族に関するご相談をお受けする際は、これまでもそんな視点を大切にしてまいりましたが、今回の学びによって、さらに深い視点から皆さまのサポートができると感じています。
2日目の講義も、しっかり学んでまいります。
そしてこれからも、皆さまの心が少しでも「すっきり」と軽くなるよう、より一層努めてまいります。

名古屋駅近くの「ノリタケの森」のエリア内に、大学があります。
家族連れが多い5月の週末、こいのぼりが連なって、静かにおだやかに泳いでいました。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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