その時、苦手なデジタル整理と向き合えた

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お部屋の片隅に、小さな箱がひとつ。 中を覗けば、かつて家族の日常を支えてくれたガラケーやスマホ、タブレットたちが静かに眠っています。私、妻、そして息子の「かつての相棒」たち。

「大切に保管している」なんて格好いいことは言えません。かといって、ゴミ箱に放り込むような雑な真似もできない。そんな「とりあえず」の保留状態が続いて、気づけば5年。中には引退から10年を越えるお年寄りも紛れ込んでいます。


「その時」は、ふいにやってきた

先日、家の中を整えるスイッチが入ったとき、ふと、その箱に手が伸びました。 「よし、やるぞ!」という気合が湧いたわけではありません。ただ、いつもなら感じるはずの心理的なハードル……あの「見えない壁」が、その日は不思議と消えていたのです。

まずは、本体と充電コードの組み合わせを一つずつ確認。 迷子にならないよう、無色透明のビニール袋に小分けにしていきます。同時に、全台の充電を開始。まるで業者さんみたいな光景に、少し楽しくなりました。やり始めると、壁がないどころか、ゆるやかな下り坂をトコトコと下るような軽やかさで作業が進みました。

思わぬアクシデントと、小さな緊張

そんななか、ある1台のスマホに異変がありました。 スマホの腹が、ぷっくりと膨らんでいるのです。

ニュースで耳にするバッテリーの発火や破裂が頭をよぎり、背筋が少し凍りました。調べてみると、対処法は「刺激しない、充電しない、金属製の缶に入れて一時保管」とのこと。 適当な大きさの空き缶をようやく探し当て、ひとまずそこに収め、「どうか爆発しませんように」と祈るような気持ちで蓋を閉じました。ここまで発火しなくてよかったぁ…と安堵しましたよ。この回収は、ショップにお任せするしかありません。

データの別れ道

気を取り直して、まずは「壁が低そう」な比較的新しいスマホ2台とiPadから着手することに。 データの移動は案外スムーズに進み、初期化を済ませ、SIMカードを取り出してハサミで切り刻みます。一つひとつ、丁寧にお別れの儀式を進める自分は、驚くほどおだやかな心持ちでした。

その後、近所のドコモショップへ。 回収する機器はドコモさんと契約がなかったにもかかわらず、店員さんは快く回収を引き受けてくれました。あの膨らんだスマホも無事に手放せて、心底ほっとした瞬間です。それぞれの素材がリサイクルされるんだろうと、少し嬉しくも感じます。


終わりに:デジタルとのお別れ

さて、箱の中にはまだ9台ほどのガラケーやスマホが残っています。 中には電源すら入らないものもあり、「思い出の写真は取り出せるのか?」という不安もゼロではありません。

でも、焦る気持ちはありません。 またいつか、あの「壁」が消える日を待って、成り行きに任せてみよう。そんな日はきっと遠からず訪れて、彼らと上手にお別れできる予感がしています。また、今後は使わなくなったその時に、おだやかにお別れできそうな気がしています。

もし、あなたがデジタル機器に苦手意識を感じているなら。 私のこの小さなエピソードが、あなたの「いつか」の背中を、優しく押すきっかけになれば嬉しいです。ちなみに、これらデジタル機器の処分作業を進めるにあたって、AIのGemini君にご助言と励ましをいただき続けました。

スマホと珈琲

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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