求めるべきは「幸せ」か「らしさ」か
ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
「どうぞお幸せに」と、ご結婚された方の門出を祝ったり、
「あなたがたの未来に幸多かれ」と、若者たちにエールを送ったり。
あるいは自分自身に対しても、「これからの人生が、どうか幸せでありますように」と、ふと祈る瞬間があったりします。
私たちはつい、「幸せ」という目に見えるゴールや結果を求めてしまいがちです。
けれど以前、ある哲学的な主張に触れたとき、ハッとさせられたことがありました。
それは、「幸せという結果(状態)に安住することよりも、あらゆる囚われから解放され、自由であり続ける『プロセス』こそが大切なのだ」という考え方です。
自由であり続けること――。
それは言い換えれば、「自分が自分らしくあり続ける」ということです。
そこには、周囲の空気や過去の慣習に流されず、自分の頭で考え、選択していくという、時に痛みを伴う葛藤や静かな闘いのプロセスも含まれています。
決して楽な道ではないけれど、だからこそ、そのプロセスを歩む姿にこそ、人は本当の生きる意味を見いだすのではないか。
そんな奥深い視点を、最近しみじみと噛みしめています。
このことを考えていたら、私がかつて会社を退職する際、ある同僚が投げかけてくれた言葉が再び心に蘇ってきました。
「納得する人生を歩んでくださいね」
あの時は温かいエールとして受け取っていましたが、今ならその言葉の本当の重みが分かります。
それは、誰かに与えられた「幸せの形」をなぞるのではなく、葛藤しながらも、自分が納得できる「自由な選択」を積み重ねていくということ。
青空に向かってまっすぐに枝葉を伸ばす木々を眺めながら、私もまた、自分らしい納得のいくプロセスを歩んでいきたいと、気持ちを新たにしています。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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