描いてみる。心との対話

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気持ちを説明しようとしても、上手くできない。

頭で理解しようとしても、そのための言葉が見つからない。それでもなんとか探してみた。でもそれは、それは確かに近い言葉なんだけれど、私が感じている本当の気持ちを表している…とは思えない。

そんなとき、私は画用紙を前に、懐かしいクレヨンを手にしてみた。

何か”絵”を描いているわけではない。けれども、色を選び、塗っているような描いているような、ノートに何かが表れている。その現れてきた何かを見つめながら、またそこに色を載せていく、描き加えていく。手が、気持ちが、勝手に動いていく感じ。無心な感じ。

「そう、こんな感じなんだ、私の気持ち」

不思議と、描いたものを見つめるうちに、言葉が後からついてきた。さっきよりもずっと、自分の内側がクリアになったように感じる。この感情が生まれた理由も、ぼんやりとだが、見えた気がした。

描き進めること。それが気持ちを癒し、胸の詰まりをほどいていく。

心はじんわりと軽くなった。言葉にならなかった感情だけど、きっと「クレヨン」のほうが雄弁に語ってくれたのだろう。

もし今、あなたも「言葉にならない」気持ちを抱えているなら、試しに、描いてみませんか。あなたの心がそこに現れて、あなたはその”絵”と語り合い、あなたの心を癒してくるのかもしれません。

クレヨン

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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