突然消防士が家に来て「煙が!!」(消防への感謝)
つい先日の話。
玄関のインターフォンが鳴った。玄関ののぞき窓から外をみると、慌ただしく走る人影。
状況がつかめずにのぞき続けると、消防服を身にまとった人が玄関に近づいてくる。
状況がいまひとつ呑み込めないまま、私は扉を開けて「はい…?」と。
「このマンションの下の階で煙が見えたのですが、下の階の方がおられないようで。
ベランダから下をのぞかせてもらいたいのですが、お願いできませんか。」
それでも状況がいまいち呑み込みきれないまま、「あぁどうぞどうぞ」と通す。
ベランダから身を乗り出して舌をのぞき込み、煙を探す隊員…でもなにも見つからない。
隊員は急ぎかつ丁寧に御礼を言われて、慌ただしく走り去っていった。
このマンションから煙…火事かもしれない。ようやく状況が呑み込めた私。
マンションから退避すべき事態かどうか…不安を感じながら、動けずにいた。
マンションのベランダから下を見下ろすと、そこには、
ハシゴ車を含む複数の消防車と隊員たち、交通整理をする複数の警察車両と警察官たち。
野次馬も多く集まっていた。
ほどなくはしご車がハシゴを伸ばして、3人の隊員が下の階のベランダを確認し、乗り移った。
しばらくするとはしご車のハシゴは畳まれていた。隊員たちはしばらくマンション下で待機された。
その後、消防や警察が去り、いつもの状況に戻った。詳細は不明だが大事にならず、至極安堵した。
有事の際にはいつも感じます、警察、消防…ほんとうにありがたい存在だと。
危険なときや心細いときに、彼らが守ってくれる、救ってくれるという安心感があるから、
ある程度平和な気持ちで日々を送れているのだと、感謝の気持ちが絶えない。
自分の身を危険にさらすことになるのに…と思うと、頭が下がります。
今回のことも、本当にありがたいと感謝の思いが湧きました。
2025年2月下旬から続く岩手県大船渡市の山林火災において、多くの消防士や消防団の方がご尽力されている様子を拝見するにつれ、誠に頭が下がります。概ね鎮火されたようですが、引き続き消火活動・消防活動は続いている様子。どうかご自身のお身体とお心も大切になさりつつ、一刻も早い完全鎮火による活動終了となることを心から祈っております。そしてありがとうございます。
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