他人をうらやむ気持ちが湧いた時に、思い出してほしい

他人をうらやむ気持ちは誰にでもあるものです。

うらやむ気持ちは自分や相手を、嫌だなぁ、ダメだなぁと思うことにつながりがちで、

もやもや・イライラ・くよくよしたりします。

うらやむ気持ちを、うまく消化する経験を繰り返せるとよいと思います。

 

たとえば次のようなステップを参考にしてください。

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まず、自分にはそのような気持ちが湧いてくるんだと、まず”そのまま”認めてあげましょう。
「私の心は、あの人をうらやましいって感じたんだ」と、受け入れましょう。

そして、自分は自分が何をうらやんでいるのか、なぜそう感じるのかを考えてみましょう。
「なるほどぉ、私の心は〇〇な人をうらやましく感じちゃうんだね。だって、〇〇だもんね。」
それも”そのまま”、嫌かもしれないけれど、”そのまま”、認めて受け入れてあげましょう。

”そのまま”とは、自分のことを嫌とかダメなどと評価しないという意味で捉えてみてください。

 

次は、自分自身の良いところや達成したことに目を向けてみてください。
「私の心は自分を不幸とか能力がないとか感じてしまったけど、そんなことなかったよね」
そんな風に気づき直せれば、傷ついた自信を取り戻せると思います。

また、自分の過去と今を比較して、成長していることに焦点を当ててみてもよいと思います。
幸せやできることが増えていたり、小さな進歩があったりして、それを喜べたりすると、
きっと次のステップへとつながっていくでしょう。

 

最後に、他人の成功を素直に大いに祝福してみましょう。自分の心が軽くなるかもしれません。
誰もが自分の道を歩んでいることを理解し、自分のペースで進むことを大切にしてください。
きっと他の方も、あなたの成功や幸せを、大いに祝福してくれるようになると思います。

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うらやむ気持ちがなくなってしまうことは、どうぞ期待しないでください。
うらやむ気持ちを毎回上手に消化していくつもりでいてください。
ひとつひとつ消化していくことも小さな進歩であり、喜べる幸せの源でもあると思います。

蓮の花

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。
あなたに笑顔があふれ、未来に希望が感じるよう、ご支援いたします。

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