小さな小さな違和感、どうぞ大切に

2025年12月17日 2025年12月17日青木亮

青木亮

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あなたは今、身体や心に、小さな小さな違和感を感じていませんか？

「なんだか喉の奥が変だな」「最近、妙に気分が沈む瞬間があるな」

その違和感はあまりにも小さくて、大したことないからと、すぐに意識の外へ追いやってしまうかもしれません。でも、一度感じたそのサインは、時折、また顔を出します。そして、私たちは知らず知らずのうちに、その小さな違和感を積み重ねてしまっているのです。

私たちは違和感の正体と向き合うことを恐れ、グルグルとこんな思考を巡らせがちです。

結局大半の違和感は自然とフェードアウトして、「一時的なものだった」「考えすぎだった」と安心するのかもしれません。しかし、時として、その見過ごされた小さな違和感は大きな何かにつながることも事実です。この「見極め」は本当に難しいですよね。

先日、私は喉の奥に小さな違和感を覚え、上述の葛藤を抱えました。気になりつつも「どうせ大したことない」と思いたくて、無視していました。

そんな中、カウンセリングの継続訓練で、仲間にそのことを初めて言葉にして吐露する機会に恵まれました。人に伝えた瞬間、いや、自分自身でその違和感に意識的に向き合えた瞬間、心の堰が切れたように、たくさんの思いがあふれ出ました。そして、至ってシンプルで、ありふれた結論に到達しました。

「お医者さんの診察を受けよう」

向き合わずに抱えていた時は、漠然とした恐怖に支配されていましたが、言葉にして向き合った後は、具体的な行動へと気持ちが切り替わりました。

もし今、あなたの中に小さな違和感が存在し、そして、その違和感にふっと恐怖がよぎったとしたら。

どうぞ、その違和感を「気のせい」と切り捨てず、その場で向き合ってみてはいかがでしょうか。

向き合った結果、到達した考えに基づいて、小さな一歩で構いませんので、アクションを起こされることを心からお薦めいたします。あなた自身の身体と心が出してくれた、大切なサインをどうぞ大切になさってください。

青木亮くれたけ心理相談室（名古屋本部）心理カウンセラー　産業カウンセラー

こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。