【〇〇より団子】熱田神宮参拝の〆めの餅

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先日12月10日、くれたけ心理相談室のランチ会の流れで、ご参加された皆さんと熱田神宮に参拝する機会に恵まれました。

一歩足を踏み入れると、そこは俗世間とは切り離された、清らかな空気に包まれた空間。樹齢数百年の木々に囲まれた広大な境内は、静謐でありながらも、太古から続く逞しくてあたたかな神様の存在を感じさせます。木漏れ日の中、心身ともに清々しく、とても満たされた時間でした。

皆さんと心地よい気分でお別れし、車を走らせて帰途についた、そのときです。どうにも心にひっかかる、小さな「忘れ物」をしたような違和感が湧き上がってきました。

「あれっ。今日はとても満足した一日だったのに、何かやり忘れてしまったような……?」カーラジオをつけながら車を走らせ、しばらく頭を巡らせていると……はっと気づきました。

熱田神宮に来たなら、立ち寄るべき場所が一つ抜けている! そう、「熱田名物のきよめ餅」を買っていませんでした。

清らかな気持ちで参拝を済ませた後でも、私の中では「〇〇より団子」、甘いものを心身ともに求めておりました(笑)。神様への感謝を捧げるのは疲れるのでしょうか、次は名物への食の欲求を満たさねば、熱田神宮へのお参りは未完――そんな義務感にも似た感情が込み上げてきました。

Uターンして車を走らせ、再び神宮前の店へ。無事に手に入れた「きよめ餅」をもって帰路につきました。

帰宅後、さっそくいただきます。 透き通るような白く柔らかなお餅に包まれた、上品な甘さの餡。その清らかで優しい食感と味わいは、境内で感じた神々しさに通じるのでしょう。この一口をいただくことで、ようやく「これにて熱田神宮へのお参りは完了」という、妙に納得のいく満足感が得られました。

例年、お正月は大変混みあう熱田神宮。来年、境内が落ち着いた頃をめがけて、またふらりとお参りにお伺いしたいと思っています。もちろん、その際の清らかでユーモラスな「完了の儀式」として、きよめ餅は欠かせませんね。

きよめ餅

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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