波の音を聴きながら(瞑想)

ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、瞑想・マインドフルネスのワンシーンをお届けします。


 

早朝、誰もいない砂浜へ。
海に沿ってゆっくりと歩き、ただひたすらに、波の音に耳を澄ませる。

遠く聞こえるような、聞こえないような、カモメの鳴き声。
魚が跳ねる水音。漁船のエンジン音や漁師の声。

それらもすべて、波の音に溶けていく。
ゆっくりと呼吸を繰り返すたび、自然と体が整っていくのを感じながら、歩みを進める。

澄んだ空の下、頭をよぎるのは、今日の仕事や楽しい予定、過去の嫌な出来事や消えない悩み。
でも、それも自然なこと。
浮かんできた思いをただ見おろしていると、それらは波のように、ただただ通り過ぎていく。

頭の中が静かになったころ、ゆっくりと歩みを止める。
波打ち際で海を前に静かに腰を下ろして、両目を閉じる。波の音が少し大きく聴こえる。

そのとき、あなたのまぶたには何が映し出されるだろう。脳裏に何が浮かぶだろう。
それらにどんな気持ちが詰まっているのだろう。どんなメッセージを感じるだろう。

それは、ずっとあなたが気づかないふりをしていた、あなたの本当の声。
波の音に包まれて、ようやくその声があなたに届いたのかもしれません。

ビーチ

※瞑想・マインドフルネスには、さまざまな考え方や方法がございます。また、感じ方などは個人差があります。今回ご紹介したシーンはあくまで、ある人のひとつのイメージとしてお考えの上で参考にしていただけると、嬉しく思います。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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