木が雄々しい。それは不滅でないから

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「大きな木は、ずっとそこにあるものだ」

いつからか、私はそんな根拠のない不滅さを巨木に感じていました。
しかし、現実は違います。ニュースで報じられる倒木の知らせ。

木もまた私たちと同じ“か弱き命”なのだ…自分の勘違いに気づきます。
病、天候、外敵、老い…。
過酷な環境や冷徹な現実に身を置きながら、彼らは命をはってそこに立っています。

その幹や見上げる太い枝々は、ぐにゃぐにゃと曲がり、根は地を這っている。
それは力強さというよりは、その時の苦しさが刻まれているようにも見えます。
切り株や折れた枝、枯れ果てた先っぽ。
それでもその木は、今年もまた葉を広げ、花を咲かせようとしています。

その泥臭いまでの「生」への執着に、私は自分を重ねていたような気がします。
完璧でないのがいい。傷だらけがいい。
その歪んだ姿こそが、生きてきた軌跡なのですから。

その木にあこがれと憐れみを感じつつ、自らを慈しみたいと思いました。

老木

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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