老いた親の「自分でやる」

ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

「代わりにやってあげるよ」 そう声をかけても、老いた親は決まって「自分でやる」と言います。

効率やスピード、仕上がりを考えれば、私がやったほうがずっと早いし確実。 「その方が楽だし、上手くできなくて悲しい思いもしなくて済むよ」 そんなふうに親を心配する気持ちは、まるでおぼつかない足取りの子どもを見守る、かつての親の眼差しのようです。

けれど、親が「自分でやる」と譲らないのは、もしかすると「まだやれる」という自分への自信をつなぎ止めたいからなのかもしれません。 誰かに委ねてしまったら、もう二度とできなくなってしまう。そんな大切なしがみつきが、そこにはあるような気がします。

だからこそ、つい口出ししたくなる気持ちをぐっと抑えて。 「頼もしいね」「すごいね」「じゃあ、お願いね」 そう笑って背中を押せるようになりたい。 親が自信に満ちて笑っている……そんな場面を、これからもずっと応援していきたいから。

冬の花

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

コメントはお気軽にどうぞ