「おつかれさま」が心に染み渡るとき
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「おつかれさま」って日常のありふれた挨拶ですが、そう言われて心が温かくなることがありました。
ある会社の専務さんが、「仕事で疲れてなんかないから、おつかれさまなんて言わないでくれ」と真顔でおっしゃっていました。その言葉の裏には、「仕事はそもそも辛いことじゃない。楽しくて、嬉しいものなんだ。だからみんなにも、一日を終えて『疲れた』なんて挨拶をしてほしくない」という、仕事への熱い想いが込められていたと伺いました。
「おつかれさま」は、つい決まり文句で使ってしまいがちなので、その専務さんの言葉にはハッとさせられました。
でも、心の底からじんわりと染み渡る「おつかれさま」もありますよね。
先日、早朝から妻と二人で車の運転や草刈りなど、一日中身体を動かしました。私にとっては、かなりの重労働。へとへとになって家に戻り、シャワーを浴びて食卓についた時、妻が温かい笑顔で「おつかれさまでした」と言ってくれました。
その一言と、一緒に差し出されたお酒を口にした瞬間、身体の疲れや張りつめていた心の緊張がほどけていくのを感じました。「頑張ったよね」「一日よくやり終えたよね」と、自分たちの努力を認めあえたような気がして、とても癒されました。
私も「おつかれさまでした」と妻に返しました。それは、今日一日を一緒に本当によく頑張ったね、という同志への感謝のような気持ち。お互いをねぎらい、乾杯するひとときは、まさに至福の時間です。
「おつかれさま」は、単なる挨拶ではなく、相手や自分を思いやる気持ち、そして共感を示す温かい言葉なのだと改めて感じました。
あなたは最近、心からの「おつかれさま」をどんな時に伝えましたか?
だれかに心からの「おつかれさま」って伝えた思い、思い出しますか?
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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