家族やペットの病、大勢で支えたい

家族やペットが病気や怪我をすると、心配・不安など気苦労が積もります。

そのお世話をすることで、身体にもストレスや疲労が積もります。

一番苦しいのは病気や怪我でたいへんな家族やペットだからと、

だから自分はたいしたことない、弱音を吐いてはいけないからと、

つい後回しにしてしまう、今は後回しにしなきゃ回っていかない、仕方がない…

その思いやお考えはすごくよく解かります。私なりに経験もしました。

 

そんな状況がいっときだけなら、許容範囲内なら、「やっぱり我慢しなきゃ」もありだ思います。

でも、長い期間続きそうなら、つらくて仕方がないほどのストレスなら、どうでしょうか。

私は、それほどに自分がタフでないこと、つらい状況で能力発揮は困難だと知りました。

とはいえ、代えの家族はいないからと諦めて堂々巡りをしてしまいがちです。

そんな場合のひとつのご提案があります。

こんなふうに、ご自分をご自分で説き伏せてみるというのはどうでしょうか。

「わたしは『家族支援という進行性の病』に罹ってしまった。」

「この病は、早期の継続的な処置が必要なんだ。」

「だから、自分の看病を、堂々と誰かにお願いしないといけない。」

「そうして早く安定・回復して、家族やペットの看病も上手にしたい。」

 

「私の話を聴いてください!」「私の面倒をみてください!」「私を手伝ってください!」と。

だれに頼るか…あるいは自治体等の期間を活用しようか…

病院でお話を聴いてくれるご担当や、私たちのような心理カウンセラーもその候補。

吟味する気苦労もたいへんでしょうから、目についたなところに、まずは気軽に声をかけましょう。

それであなたが少しでも救われるなら、家族やペットもきっと喜ばれます。

場合によっては、病気の家族に「自分でできることくらい、自分でしなさい!」って、

言い放ってもいいと思いますよ。言われた家族は、案外と受け入れてくださるかも。

私たち心理カウンセラーも、お待ちしています。

タンポポの花

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。
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