迷惑電話はスキルで撃退。心を決めれば怖くない。

2024年11月7日 2024年11月5日青木亮

青木亮

さまざまな迷惑電話、あなたはどう対応されていますか。
腹を立てたり、自分をふがいなく感じたり、後悔したり、
その都度、心痛く感じたりしていませんか。

迷惑電話って、生きていれば人生なんども経験することが想定されます。
だったら、対応のスキルを持って、自分のこころを備えておきたいものです。

私の若い頃に出逢った諸先輩方、こんな方法をとっていました。（少々時代背景が古いかも…）

１）相手を論破しうんざりさせて、退散させる。　※超論理的な方のスキル。
２）通話の状態で放置する。気がつけば電話は切れている。　※超多忙な方のスキル。
３）「興味ありません、失礼します」と、話に割り込んで切る。　※礼儀正しい方のスキル。

これら先輩方は既に、「迷惑電話は断る」と躊躇なく心を決めていました。
その諸先輩方に会ったころの私はまだスキルも決まった心もなく、
「はぁ…はぁ…けっこうです…はぁ…はぁ…」と時間ばかり浪費し、
なんとかお断りした後は、ほっとしつつもすっかり疲れていたものです。
「どんな相手にも丁寧に対応しなきゃ」と知らずに心が決まっていて、
相手が不快にならないように断りたかった…けれどスキルがなかったのです。

その後、スキル３を私の技にしました。さほど失礼でない普通のスキルだと思いました。
同時に、心は「きっぱり断る」と決心できました。形から入ったわけです。

今では心がもっと定まっています。そうすると、スキルはだんだん自由自在です。
時には相手を和ましたりします。だって、一生懸命に仕事として勧誘する相手を想うと、
「私は結構ですけれど頑張れ！でも、喜ばれる仕事なのかな？」って気の毒に感じるわけです。
時には情報をいただこうと、こちらから問いかけます。
「電話番号はどこから入手したの？なんで私を知ってるの？」応えてくれることはありませんが…。

欲しくない商品・提案ならば、なんか怪しい・困る・怖いと思っているならば、
ただ「嫌なんだから断る」と心を決めれるようになりたいですね。