老いても幸せ エイジングパラドックス

歳をとるとだんだん不幸せになる…心配される方もおられるかもしれません。

なぜなら、からだが衰え、不調になりやすくなり、病を抱えることも増えていきます。

若い頃にはできたことができなくなり、できる量も少なくなり、できる質も悪くなり、

あきらめたり、残念だったり、悔しかったりするのだろうと思うのです。

ですが、歳を取ると幸せが増える、という研究結果もあるようです。

(エイジングパラドックスで検索されると、いろいろな記事が出てきます)

 

幸せとは何か…ということは、人それぞれ、状況によってそれぞれだとも思いますが、

わたしはふたつの要素だと思い至っています。

ひとつは、健康であること。つらいとか、苦しいとか、そんな思いが続かないことです。

もうひとつは、より良く生きていると感じていること。

アスリートが高い目標を目指して極めて厳しいトレーニングを行えば、その時は不健康になりやすい。

ですが、意義あることを行っていると自負していれば、不健康さを支えてくれる。

高い目標に到達したその時は、ダブルの幸せが得られるのだろうと思います。

ミニクーパー(旧型)

歳を取ったとき、もしかすると、心の健康やより良く生きるという点において、

若いころに比べて、上手にコントロールできるようになっているのかもしれません。

自分というものをよくわかってきて、人生をながく生き抜いてきて、

そんな確固たる自信があれば、幸せを感じやすいのかもしれません。

 

しかし、歳を取ってなお困難があるのも、また人生のようです。

若い頃からの試練がなかなか収まらなかったり、あらたな試練があらわれたり。

 

心理カウンセリングは、ご年齢は関係なく、お受けいたしております。

幸せを感じにくいときは、お話しされるのもよいかもしれません。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。

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