働く家族の調子が悪そうと気づいたら。
こころの不調は、本人には案外気づきにくいものです。気づいたとしても、
それどころではない、家族に心配かけたくないと思って、平気だと自分にまで嘘をつきます。
自然に復調すればよいですのですが…、そんな賭けに出ることをしないで、
できれば軽いうちに、軽い対処で済ませたいものです。
こころの不調は、身体・気持ち・行動に現れてきます。
例えば、眠れない、食欲がない、イライラや憂うつが続く、口数が減る、遅刻するなど。
いつもと違う様子が10日~2週間続けば、心が不調かもしれないと疑ってみましょう。
本人が調子の悪さを認めないのは、理由があるからです。
仕事や家族を心配したり、大病かもしれないと恐怖を感じたり。
まずはご本人のお話をゆっくりそっと聞いてあげてください。
気になっていることを少し伝えると、話せるときに語ってくれると思います。
ご本人が症状に応じて相談していただくことが、一番うれしいです。
たとえば、職場の医師・相談室あるいは病院・クリニックなど。
しかし、本人があまり語らないとか、相談に行かないのなら、
まずご家族がご相談することをお薦めします。
ハードルが高い場合は、無料で相談できる場所もあります。
電話でも、メールでも、SNS(LINE)でもOKです。
詳しくは、働く人の「こころの耳相談」をご覧ください。
(厚生労働省が事業運営している、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトの中にあります。)
※もちろん、心理カウンセラーにご相談いただければ、ご対応させていただきます。
ご本人の不調を心配するご家族の心労も、いくばくかと思います。
ご本人と同様にご家族のこころも、心理カウンセラーとしては心配になります。
ご家族を心配していて、ご自身の気持ちまで苦しくなったようでしたら、
おふたりでご相談にお越しになることも、お薦めします。
良い解決に導けるよう、努めていきます。どうぞお声がけください。
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