桜の若返り

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名古屋の桜の名所といえば「山崎川(やまざきがわ)」が有名です。 もっとも知られている見どころは瑞穂区の石川橋周辺だそうですが、実は私はまだ、そこを訪れたことがありません。

というのも、私にはお気に入りの「別の場所」があるからです。 川の両側から覆いかぶさるように桜が広がり、なかなかに見事な景色。それでいて人が少なく、ゆったりとした空間で桜を味わえます。

ぽつりぽつりと咲く桜たちと静かに談笑するように、ゆっくりと、時々立ち止まりながら歩きます。 花びらが白いオオシマザクラと、淡いピンクのソメイヨシノ。2つの桜の共演が、春の静かな時間を彩ってくれます。

そんな散歩の途中、「萌芽更新(ほうがこうしん)」や「ひこばえ」と書かれた看板を見つけました。

その横にある桜を見ると、太い幹がばっさりと切られ、そこから数本の細い枝が健気に伸びています。一番長く伸びた枝の先には、控えめに、でも力強く花がちらほらと咲いていました。

 桜の萌芽更新

山崎川の桜の歴史は1928年(昭和3年)にまでさかのぼるそうですから、中には100歳近い長寿の桜もあるのでしょう。

看板には、こう書かれていました。

「今ある古い幹を切って、樹木のひこばえと呼ばれる若い枝部分を活かして伸ばし、樹木の若返りを図る」

古い幹を切っても、大地にはこれまで何十年も張ってきた「力強い根」が残っています。そのため、ゼロから育てるよりも若返りのスピードが速いのだそうです。

それを知ったとき、なんだか人間と同じだなぁと。気がつくと、自分自身の姿を重ね合わせていました。

これまでの経験や歴史という「根っこ」はそのままに、新しく芽吹いていく。
「今の私は、萌芽更新した姿かも。さぁ、成長しているかな…どうかな…」

つい、日常の風景を人生や心に結びつけてしまうのは、カウンセラーの職業病(困った癖)ですね(笑)。

皆さんは最近、自分の中の「新しい芽吹き(ひこばえ)」を感じたことはありますか。

 

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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