「あと一年」をいつくしむ

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「もしも世界が明日終わるとしたら」……なんて大袈裟な話ではなくても。 いつか誰にでも、等しく「最期の日」はやってきます。 それが静かな夕暮れのように訪れるのか、あるいは、気づく暇もないほど突然なのかは、誰にもわかりません。

ふとそんなことが頭をよぎると、見慣れた今日という一日が、急に手触りを持って迫ってくるような気がします。

「これだけはやらずにいられない」ことは熱い思いはあるか。
「これだけは伝えておきたい」、そんな大切な言葉はあるか。
「これを味わないではすまされない」、そんな未練はないか。
「跡を受ける者への思いを形にしたい」などのこだわりはないか。
そしてどんな風に、歩んできた我が人生の幕を閉じたいか。

そんなことばかり考えあぐねて過ごすのは窮屈ですが、たまに立ち止まって「終わり」の側からきちっと今を眺めてみたいものだと思います。意外なほど、自分の思いがクリアになることがあります。 自分にとって本当に大切なことや、逆に「あ、これはもう手放してもいいな」という余計な荷物が見えてきたりして。

以前、心理カウンセラーのワークショップでこんなお題がありました。
「あなたは余命一年です。どう過ごしたいか、一枚の絵に描いてください」

会場には、いろいろな人生が並びました。 大きな夢を力強く叶える人、大好きな趣味に没頭する人、ただ大切な人と心豊かに過ごす人、「立つ鳥跡を濁さず」と身ぎれいを尽くす人……。

やりたいことなんて実際には山ほどあるかもしれませんが、たった一枚の絵に絞るなら。 そこに現れるのは、その人の生き方の「一番大切なところ」なのかもしれません。

もし、あなたに一年の猶予が与えられたなら、どんな絵を描きますか。

あなたがずっと探し求めていた「本当に大切なもの」が、その絵の中を通してしっかりと語りかけてくるかもしれません。そんなときは是非、その絵とゆっくり交流してみてください。

黄色い花

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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