悪い本音を吐き出す場所を持っていますか

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「青木さん、悪い人になってますよ」

会社員時代、そんな風に冗談めかして突っ込んでくれる後輩がいました。 当時、私とその後輩の共通の同僚に、なかなかに個性的な方がおられました。部署のメンバーはその方への接し方に手を焼いており、厳しく接したり、歩み寄ったり、いろいろと工夫はしてみるものの、なかなか上手くいかず、常にストレスを感じている状態でした。

そんな状況ですから、同僚同士でその方の話題が出るのは日常茶飯事。 真面目に対応策を試行錯誤することもあれば、当然、愚痴や文句がこぼれることもあります。

私は、TPOをわきまえた愚痴や文句は、ストレス発散に有効だと思っています。 自分の本心をさらけ出すことは、心の浄化(カタルシス)になるからです。それで心が軽くなり、そうして真面目に向き合えるようになるのなら、それは大切なプロセスではないでしょうか。

だから私は、みんなが愚痴を吐き出しやすいよう、あえて少し悪ぶって本音をこぼします。いわば「愚痴の口火を切る」役割です。 しばらく盛り上がったところで、後輩からあの突っ込みが入ります。

「青木さん、悪い人になってますよ」 「うそっ、またやっちゃったぁ」

この「ボケと突っ込み」のやり取りで場が和み、同僚たちの愚痴大会も一段落。 みんなの心が少し軽くなって、また前向きな話し合いに戻れるのです。私自身も、後輩も、心がスッと軽くなっていました。

最初の突っ込みをもらって以来、実はその瞬間が待ち遠しくて、「本心」をつい大げさに、コミカルに言葉にしてしまいます。周りの人も「自分が言いたかったことを代わりに言ってくれた」と感じてくれていただろうと思っています。悪口を言うってはばかられるし、嫌な奴だと思われそうだし、上手に悪口をいうテクニックは奥深いんです。

皆さんは、自分の中にある「あまり好ましくない本心」を、どんな風に外に出していますか。 たとえネガティブな感情でも、それは大切な本心。どこかで上手に解放してあげたいですね。

冬の木

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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