「助けは要らん」本当の気持ち(カウンセリングの薦め)
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「そろそろ、お子さんにお世話になったらどうですか?」 「介護制度はありがたいもんですよ。私も助かっているし」
友人、医師、ご近所さん。周囲からのそんな言葉が増えてきた、あるご高齢の方のお話です。勧められるたびに、その方はこう強く言い返します。
「馬鹿にするな、私はまだまだ自分一人でやれる。他人の助けなんか要るもんか。冗談じゃないぞ!」
激しい反抗。けれど、その表情にはどこか戸惑いも透けて見えました。本心では「そろそろ限界かな」「本当は助けてほしい」という思いが、じわじわと押し寄せているのでしょう。
「反抗」が生きる力に変わる瞬間
それでも「自分でやる」という生き様を貫こうとすることは、その方にとっての「生命力」そのものでもありました。しばらく経った後、その方は晴れやかな表情でこんなことをおっしゃったのです。
「あれから、それまでより生活をきちんと回せるようになったんだ。まだまだ長く生きられそうだよ」
周囲への反抗心が、図らずも自分を奮い立たせる刺激になったようです。「ストレスを力に変える」……それは、幾多の困難を乗り越えてこられた人生経験の賜物かもしれません。「先は長くない」と弱気だった頃とは別人のような、明るく力強い、若々しい表情でした。
理想と現実の狭間にある「もどかしさ」
もちろん、ご自身で生活を切り盛りしているとはいえ、体は正直です。あちらが痛い、こちらが悪い、すぐに疲れる。買い物、自炊、ゴミ捨て、事務手続き……。日常を維持するだけで精一杯で、自分のルーティンを守ることさえ容易ではありません。
ご本人が一番よく分かっているはず。それでも「そんなことはない」と言い張らざるを得ないのは、「まだ諦めたくない」という情熱があるからです。
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子どもたちに何かを残したい、つなぎたい。一緒にあんなふうに過ごしたい。
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やるべきことはたくさんある。それをやりながら、自宅で過ごしつづけたい。
やりたいことは溢れているのに、体が動かない。そのもどかしさ、悔しさ、情けなさ。私たちは、その言葉にならない悲鳴にも耳を傾ける必要があります。
カウンセラーとして、その「生き様」に伴走する
ご高齢の方の思いは、千差万別です。また、支えるお子様や配偶者様、ケアスタッフの方々にも、それぞれの立場や葛藤があるでしょう。
正論で言えば、助けを受け入れた方が安全で楽かもしれません。しかし、カウンセラーとしての私は、その方の「生き様」を含めたお気持ちを何よりも大切にしたいと考えています。
「自立」とは、何もかも一人でやることではないのでしょう。ご自身のアイデンティティを守りながら、いかに納得感のある毎日を過ごせるか。そのための「チーム」の一員として、対話を通じてサポートさせていただける機会を、心よりお待ちしております。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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