平凡な1日

ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

夜の帳(とばり)が静かに降り、そうしておだやかな気持ちで眠りにつきます。朝はしんとした静寂とともに明けて、ゆっくりと目覚め、心と体がやわらかく動き出すのを感じます。

こんな風に一日を終え、そして始められるということ。それは、取るに足らない平凡な日常のように見えながらも、実はとても貴重で、なかなか得難い、ありがたい状態なのだと、神仏への感謝の念が湧き上がります。

ですが、静かに更けるそんな一日の中には、胸を締めつけられるような出来事もありました。

それは、妻と共通の友人の身に起きた、あまりにも取り返しのつかない、悲しい出来事。その友人を心から哀れみ、出来事を深く悲しむとともに、いつか自分たちの身にも降りかかるだろうという、リアルな恐怖に襲われました。湧き上がる様々な感情や、頭を巡る考えを、妻とひと言ひと言、丁寧に思いのままに語り合いました。その時間があったからこそ、私たちは互いに落ち着きを取り戻せたように思います。「友人を温かく見守り、応援し続けよう。そして、自分たちが感じた恐怖から目を背けず、向き合っていくしかない。」そんな風に感じられた時、心が安堵したように思います。

今日一日を振り返るとき、未だ動揺が残る私の心を、それでも「静かな心もち」と表現できることが、少し不思議に感じられます。

それはきっと、いつもと変わらぬ日常を送ることができているからでしょう。愛する家族が、いつもと変わらずそこにいてくれる。それらが平凡でありながらも、どれほど貴重で、実はなかなか手に入らない「幸せ」と感じたからこそ、私はおだやかに満たされていたのかもしれません。

 静かで平凡な日々の尊さを、どうぞ大切になさってください。

(抽象的な表現に終始しました。リアルな内容でお伝えすることに今はまだためらいました。ご容赦ください。)

静かに明ける一日

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

コメントはお気軽にどうぞ