お盆の帰省、親子の切なくも温かいやりとり
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お盆が近づくと、子どもの帰省を心待ちにする一方で、「無理しなくていいからね」と気遣う親心が、ふと頭をよぎることはありませんか?今回は、そんな大人の親子が交わす、温かくて少し切ないやりとりについて触れてみたいと思います。
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「今回のお盆、帰るようにするから」というあなたのあたたかい言葉。
「忙しいだろうから、無理しなくていいからね」と返してはみたものの、期待に胸を膨らませて献立を考えたり、家をきれいに磨いたり。あなたの顔を思い浮かべて過ごす時間が、かけがえのない宝物になっている。忙しいのに、いつも親のことを気にかけてくれてありがとう。
「ごめん、やっぱり帰れそうにないよ、近いうちに顔を出すからね」という、やさしい口調の気遣い。
「気にしなくていいよ。とにかく体に気をつけるんだよ。ちゃんと食べて栄養を取って、暑さにも注意だよ」と返すのが精一杯だった。本当は「すごく会いたい」って言いたかったけれど、あの子は今頑張らなきゃいけない時なんだと、何とか自分に言い聞かせた。
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淋しさに独り耐えるお姿を拝見し、その強さには感動します。お子さんの前では「大丈夫だよ」と振る舞えたなら、お子さんの見ていないところでは、ご自身の気持ちをしっかり感じてあげてください。淋しさや切なさは、それだけお子さんを深く愛している証拠なのですから。どなたか共感いただける方がおられたら、さらに感じやすくなれると思います。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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