昼の顔と夜の顔(変な意味でなく)

職場で、お得意先で、人気のあるあなた。
どんな人にも上手に気遣いをして、しかもそれが自然だから、
あなたの人柄に、多くの人が好感を持っている。
あなたのまわりには、自然と人が集まる。
あなたは、仕事なのに楽しく時間を過ごす。

家に帰って、家事を済ませ、やる事を済ませる。
家族のことは大好きで大切だからで、今日も思いっきり愛情を注いでいる。
すごくあたたかい関係で、すてきな家族。
家事や子育ては忙しいけれど、いやだなんて思わない。
やっぱり居心地がいい。みんなの笑顔をみれて嬉しい。

 

夜、何もかも忘れて眠りたいと思った。
明日が来なければいいのに…とふとよぎる。
仕事も家事も子育ても、なにもかも私に押し付けないでと、
じぶんたちでやりなさいと、やってくれないかなぁと、怒るような、頼るような、すがるような。
自分がいなくてもまわっていく…そんな世界に目覚めたいと、夢見るように願った。
死にたいわけではない。楽しかったのが嘘なわけではない。でも、願った。

朝になると、やるべき仕事が職場や家庭にあるからと、力は自然にみなぎってくる。
でもどこか…違和感もある。こんなこと続けていていいのだろうか、大丈夫だろうか。

 

そしてふと、あなたは思います。
あなたの身体やこころ、あなた自身が、悲鳴を上げているのかも…限界なのかも…
昼間はなんとか我慢できていた。本当は気遣いなんてしたくない…たとえ家族にでも…
仲間や家族を大好きだから気遣っている。でも、私を気遣ってくれるのは誰なの?

 

あなたの心を、あなたの物語を、どうぞ聴かせてください。

テーブルの端っこのコーヒー

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。
あなたに笑顔があふれ、未来に希望が感じるよう、ご支援いたします。

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