小さいことだから、イライラが続いてしまう
社会人として永年にわたり努力と苦労を重ね、ご自身として納得ある状態に至る。
そうすると、自己肯定感や自信に満たされるようになるケースがあるようです。
組織で働く人ならば、その人流の組織人としてある完成形に到達するのだと思います。
しかし、油断は禁物です。
揺らぐことのない、安定した自信や完成形を感じている状態に、危険がはらみます。
自分が歩んできた環境と異なる場に身を置いたときに、その人流の完成形が通用しない、
それにより、自己肯定感や自信を揺らいでしまいます。
それが大きな変化であれば、確固たる自分流で、立ち直るべく取り組めるのでしょう。
危険なのは、小石につまずいているが如く、たいしたことではないと感じるときです。
つまり、特段の対処を必要としないと判断しているときです。
これまで日常的に数多く重ねたストレスと同様に、対処・解消できると位置付けるのでしょう。
例えば、寝れば解消するとか、仕事に没頭して忘れてしまえるとか。
実際、そうして解消できるストレスが多いでしょう。しかし、
ストレスを解消できたものと誤認し、実際は心の底に淀んでいるときが危険になります。
感覚としては、イライラが続き、精神的に不安定になることがあります。
どうしてこんなにイラつくのか原因がよくわからず、これが新たなストレスになります。
心理カウンセラーとしては、お気持ちをじっくり聴かせていただきたいと思います。
なんかモヤモヤする、イライラする、精神的に不安定…だけどその原因は…分からない。
ひとりで探っていても、案外分からなかったりすることは多いようです。
人を目の前にして、じっくりお話を聴いてもらえれば、その原因が見つかることも多いです。
そして、心理カウンセラーはそういう学びと訓練をした者たちです。ご活用ください。
実際に小石程度の問題であるならば、それに気づきさえすれば、
案外簡単に対処し解消できるかもしれませんね。
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