男性の若見えを相談する(心理カウンセラー活用法)

わたし(男性です)はなぜか、すごく若く見られます。

50歳ごろに、取引先の20代後半の営業マンからずいぶんと慕われました。
「えっ、30代前半だと思っていました!!!」 ちょっと年上の兄貴分だと思っていたのかい!

小学生の頃は童顔といわれて、社会人に入ってからもずーっと若く見られます。
30歳頃から一緒に仕事した取引先の方々、その7年後に私が別部署に異動するとき、こう言いました、
「一緒に仕事し始めた当時、私たちは青木さんが新入社員だと思って親切にしたんだよ(笑)」…。

実は私、若く見られることがすごく嫌だったんです。
「若くみえますね」とお褒めのニュアンスでお声がけいただいても、小さく傷ついたんです。
でも、こんなくだらないことで傷つく自分に注目することもなく、
こんなくだらないことで傷つく自分を認めることもできず、放置していました。

あるとき、カウンセラーさんに打ち明けました。
「私、若く見えると言われて、嫌な気持ちになったんです」
実はそのカウンセラーさんも私に、「青木さんは若く見えますね」と言われたのです。

若見えに関して、カウンセラーさんにいろいろとお話ししました。
幼い頃、若い頃、社会人になった後…いろいろとあったことがどんどん思い出されて、
嫌に思い始めたきっかけや、どう嫌に思っているのかなんかも、感じられるようになってきました。
「若い=未熟、苦労知らず、環境に恵まれただけ」などと私を本気でいじられた感情が、
私の心に未だに深く影響していたようです。
若見えの話題で、こんなにいろいろと話ができたことで、たまった垢がすっきりしたようでした。

今はもう、「若見えの青木さん」を嫌に感じません。傷ついたりしません。
この状態が、自分をどれだけ楽にしたことか。自由にしたことか。

コーヒーカップ

くだらないことで悩む…そう思っていることも含めて、
その悩みを思い切って打ち明けてみてください。
くだらないからと封じていることから解放されることで自由になり、
さらに悩みが解消されれば気持ちが楽になりますよ。
きっと。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。

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