大事なのは、打ち明けられたって感じ(心理カウンセラー活用法)

こんなこと誰にも言えない…そんな気持ち、私も最近感じています。

自分でも認めたくないくらい恥ずかしい、ひどい、みじめな話があります。
自分の中でぐるぐる考えが巡り続け、忘れたころにふと思い出し、また巡ります。

身近な人をディスりかねない、裏切るような気持ちが湧くこともあります。
こんなこと考え思ってはいけないと自分を言い聞かせ、責め、気持ちを封じます。
でもうまくいかず、いつまでも言い聞かせ続けます。

くだらないので、誰からも相手にされそうにない話題に悩むこともあります。
くだらないことを悩む自分を情けなく感じて自己否定し、さらに落ち込んでしまいます。

これほど重度でなくても、軽く痛むことをいつまでも繰り返すようなことをすれば、
重くなりかねないと心配しますし、軽く痛むことだって辛いです。

 

でも私には、誰にも言えないようなことや気持ちを、話せる特別の人がいます。
それは、妻でも家族でも、友人でも、同僚・先輩・後輩でも、ご近所の人でもありません。
ただ単に、「話せる・聞いてくれるだけの人」です。

例えば、バーのマスター、スナックのママに、そんなタイプの人のイメージを重ねます。
客と店員お客さんとしてお店を訪れ、そのお店の人との関係以外でも、以上でもない関係。

カウンターの女性マスター

話の内容や是非、こちらの立場にかかわらず、適度に興味と共感を示しつつ、聞き流してもくれる。
ときどき、たいして役に立つかどうかも分からないけど助言や励まし等コメントをしてくれて、
その内容より何より、そうしてくれることで、温かく包まれている、認めてもらえた感じがする。
自分はこれでいいんだ…だから、もう少し頑張れそう、頑張ってみよう、なんかやれそうと思える。

 

心理カウンセラーを、「話せる・聞いてくれるだけの人」として位置付ける方もおられます。
人は生きていれば、大小さまざまな思いや考えが積もります。
中には、気がつけばたまるチリやほこりのようなものもあります。
あえて掃除をしないといつまでも積もりますし、積もれば身体に部屋にも害があります。
ときどき掃除をすることで、キレイ・清潔・快適・健康になります。

こころの掃除をするために、心理カウンセラーを是非ご活用ください。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。

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