2つの問題解決アプローチ、心も同じ

「問題を解決するためには、まずその原因を究明する」

問題を解決するときに、何事においてもこの手法をお使いの方は、

もうひとつ別の手法もお持ちいただくことをお薦めします。それは、

「これからどうなりたいかを決めて、そうなれそう策をトライする」

 

前者は、問題の原因を改善することで問題を解決し、再発を防止します。

後者の場合は、問題を契機にして、現状を発展させます。

こころの問題についても同様で、やはり2つの問題解決アプローチがあります。

アンドロイドと会話

たとえば、「なんで私は、こんな人間なんだろう…」と真剣に悩んでいれば、

それは、「原因を知って、治して、変わる」という前者のアプローチなのでしょう。

 

たとえば、「この苦しさから、とにかく抜け出したい」と追い詰められていれば、

「早々に苦しまないようになる」という後者のアプローチが適当でしょう。

苦しみが軽くなったのち、原因を知りたくなる可能性はありますが。

 

心理カウンセラーは、こんなことも念頭において、ご相談者様に接します。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。

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