巨大地震注意に対するメンタルヘルス_呼吸法
昨日(2024/8/8)16:43頃、宮崎県の日向灘沖を震源とする巨大地震が発生しました。九州南部では本日早朝にも大きな揺れがあり、既にわかっている被害だけでも甚大のようです。
気象庁は同日、南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして、臨時情報を出して巨大地震への注意を呼びかけました。南海トラフ地震に対する防災は、震度6弱以上の激しい揺れや高さ3メートル以上の津波のおそれなどがある茨城県から沖縄県(内陸のエリアを含む)がその必要があるとされています。
巨大地震を生き延びた方の中には、その際に自分自身や大切な方、身近な方の命の危険に実際に接して、極めて強い恐怖を味わった方も多いようです。妻や息子もそうでした。今回の臨時情報に際して過去の体験を思い出してしまって、たいへん苦しく感じる方もあるでしょう。
そんなときは、心身をリラックスさせる呼吸法によって、苦しさを和らげることが期待されます。
誰でも比較的手軽にできる呼吸法の一例を挙げます。
①3秒かけて鼻から勢いよく息を吸い込み、
②2秒息を止めた後、
③6秒かけて口から細く息を吐く。
①~③を10回繰り返します。(回数はお好みで)
巨大地震注意にあたり、備えを固める取り組みをされる方も多いでしょう。
一方で、恐怖や焦り、高い緊張感などが長く続くことで、心身が疲弊するが心配されます。
そんな方も呼吸法を試してください。リラックス効果が得られると思います。
自然にはあらがえない…とはいえ、巨大地震が発生しないことを切に願うばかりです。
一昨日のブログ「被災した従業員の心理ケア3ステップとBCP」には、
災害発生時の企業・組織の対応についても記しています。ご参考にしてください。
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