いやだったあいつを、最近可愛く感じる…カラス編

カラスを最近、かわいいと思うようになりました。

カラスといえば、ネガティブなイメージばかりが強かった私でした。

真っ黒、大きい、賢くてやっかい、怖い、ゴミをあさる、迷惑、悪魔、人を襲う…

映画「鳥」(1963年アメリカ)や「オーメン」(1976年アメリカ)のイメージか、

世間や大人たちにさらに感化されたのか、すっかり「いやな奴ら」のレッテルを貼ってきました。

かわいい瞳のカラス

25年ほど前、通勤途中にカラスが飛んできて、私は頭をいきなり2本の足でつかみました。

つかまれても最初は他人のいたずらかと思ったほどで、カラスとわかってすごく驚きました。

カラスは近くの地面に着地して、首をかしげてこちらを見ている…なかなか危険なやつらです。

(笑いごとではありませんよ)

 

ところが最近は、かわいいと思うわけです。

NHK「チコちゃんに叱られる」のカラスのキャラクター/キョエちゃんの面白さと可愛さと、

犬の散歩中に頻繁に見かける歩いているカラスたちの仕草をみつつ、

すっかり「鳥」・「オーメン」のイメージは薄れ、つい声をかけてみたりするのです。

ゴミを荒らしたり、羽を広げた時の大きさに、ネガティブな思いも湧きますし、

危険な奴らでもあると思っています。

それもまた自然な姿であり、カラス全否定にはならないのです。

(カラスだって、人間を危険でおろかなかわいい奴らだと、きっと思っているでしょうから)

 

「カラスはいやな奴」ではないと、チコちゃんに教えてもらいました。

※古今東西、人はカラスに対して、神の使いとか悪魔の象徴とか、神秘的な印象を、感じて来たようです。人間の心に強い影響を与える存在であるようです。ただ、単に一生き物として懸命に生きる姿を近くで見る時、素直に親近感を感じます。

※映画「鳥」映画「オーメン」は、複数回鑑賞しました。随分古い映画になってしまいましたが、お薦めです。

※人に対しても、カラスに似た感情の変化って経験ありませんか。その人の何を見て、その人全部を嫌っていたのか。全否定か全肯定かの2者択一にしていたのか。考えどころはいろいろありそうです。(心理カウンセラー・青木亮)

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
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