自分の評価は加点法か、減点法か
自分を評価する視点として、加点方式・減点方式を取り上げます。
私は減点方式を基本に、時に加点方式を使うように心がけています。
減点方式は、自分で自分を厳しく律します。
目標に達していないことを心の原動力にします。
不足や遅れなどネガティブな事がらを反省して、自らを追い込みます。
目標に達成した時の嬉しさ、満足感、安心感は格別ですから、また追い込みます。
自分のこころを傷つけて、さらに鍛える…そんなイメージです。(まるでマッスル)
ですが、減点方式は自分の心を傷つける点において、あまり健康的とはいえません。
体調が悪いとか、苦手なことに向き合ってストレスが高いとか、なんだかやる気がしないとか、
自分が全体として弱っているときは、不健康でありかつ逆効果です。
その点では、加点方式はすばらしいのです。
加点方式は、自分で自分を温かく応援してくれます。
目の前のひとつひとつの歩をしっかり見るという、安定した気持ちが原動力になります。
一歩また一歩を実感して、次の一歩へと進みます。
こんなにたくさん進んだと自分の成長や努力を振返って喜び、新たな活力になります。
自分で自分をほめて伸ばす…そんなイメージです。
ですが、ほめて伸ばす加点方式では、高い目標や理想に近づくことは期待が薄くなります。
成長したい、挑戦したいと気力体力が充実しているときには、物足りなくて逆効果かもしれません。
その点では、減点方式は効果的です。
私はある心理カウンセラーさんに、加点方式をご提案いただきました。
私の基本が減点方式であったことを認識して、加点方式を意識して取り入れ始めました。
どんなこともそうかもしれませんが、
時と場合によって加点方式・減点方式の上手に混合して使うのがよいのでしょう。
その混合する適度な具合は、人によってもさまざまなのでしょう。
あなた流の自己評価方式を振返ってみてはいかがでしょうか。
心理カウンセラーからの、ご提案でした。
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