私に影響を与えたモノ(くれたけ#229)

映画『チャップリンの独裁者』(1940、アメリカ)
高校生の頃、チャップリン好きの父の影響で見た映画です
主人公が最後に演説します。その対象は、
目の前の何千何万の兵隊たち、ラジオの向こうの民衆たちです

その中で私が強く受け取ったメッセージはこうです。

人間には、
知識や賢さ、そして考えることよりも、
思いやりや優しさ、そして感じることが大切なんだ
知識や賢さなどに偏った思想、これは極めて危険である
人間から感情を奪い、そうして全てを失いかねない

チャーリー・チャップリン

演説の他の部分にもエッセンスがたくさんあります
演説全体は、見ても聞いても、理解しても感じても、
その都度心を大きく揺さぶられます

YouTubeでこの演説部の動画を観ることは可能です
また、映画全体を鑑賞していただければ、嬉しいです

 

参考)上述した、私の受け取ったメッセージが表現された部分は以下です。
(日本語は、映画の字幕です)

知識を得た人間は優しさを亡くし--心の通わない思想で人間性が失われた
知識より大切なのは思いやりと優しさ
それがなければ機械と同じだ
Our knowledge has made us cynical, our cleverness hard and unkind. 
We think too much and feel too little.
More than machinery we need humanity. 
More than cleverness we need kindness and gentleness.
Without these qualities, life will be violent and all will be lost.  

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー
あなたのお気持ちや物語などを、私にぜひ、きかせてください。

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