秋の夜長に、クラシック名曲溢れるあの名画を(くれたけ#259)
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「芸術の秋」ということで、今回はクラシック音楽に彩られた名画をご紹介します。少し前の作品になりますが、今見ても全く色褪せない魅力がありますよ!
ご紹介するのは、映画『アマデウス(AMADEUS)』です。
タイトルの「アマデウス」は、もちろん超有名な作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのこと。しかし、この映画の主人公は、モーツァルトと同時代の宮廷作曲家、アントニオ・サリエリなのです。
物語は、年老いたサリエリが牧師を相手に、天才モーツァルトへの愛憎と積年の思いを、回想エピソードを交えながら語る形で進みます。特に、サリエリの語りを聞き終えた後の牧師さんの表情は、この映画の魅力の一つ。ぜひ最後までご覧いただきたいポイントです。
迫力の演技と華麗な音楽
この作品はもともと舞台劇。1984年の映画化では、アカデミー賞作品賞を含む8部門を受賞するという快挙を成し遂げました。
主人公サリエリを演じたF・マーリー・エイブラハムさんは舞台俳優だそうで、その表情の一つひとつが、まるで舞台を見ているかのように大げさで、だからこそ迫力満点なんです。私はこの俳優さんの演技に完全に心をつかまれました。
映画の大部分を占める回想シーンでは、当時のウィーンの絢爛豪華な世界が繰り広げられます。そして何より、モーツァルトやサリエリの名曲・名演奏シーンを長時間たっぷり楽しめるところが魅力です。
実は私は、この映画をひとつのきっかけにオペラにどっぷりハマりました。当時は『ドン・ジョヴァンニ』や『フィガロの結婚』などのオペラを好んでCDを繰り返し聴いたりしましたし、オペラを観劇していた時期もありました。
思い出の詰まった大切な一冊
映画化から数年後の1987年、私が大学で英語を学んでいたとき。この映画の舞台用台本(1981年版)が書かれた書籍が、授業の教材となりました。当時の授業で書き込んだノートと一緒に、この書籍は今も大切な宝物として手元に残してあります。私にとって『アマデウス』は、音楽だけでなく、学生時代の思い出とも深く結びついている作品なのです。
今回のブログは、くれたけ心理相談室の9月のお題「秋の夜長のおともにおすすめの映画を教えてください」に応えました。
最近はすっかり映画から遠ざかっていますが、こうして紹介記事を書いていると、また名作を観たい気持ちがムクムクと湧いてきました。改めて「映画って本当にいいものですね!」(水野晴郎さんの名セリフ!)
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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