終戦の日に食べる「すいとん」
ブログにお越しいただき、ありがとうございます。昨日の終戦記念日にちなみ、子どもを思う親の気持ちに触れたいと思います。
幼い頃に戦争を経験した親たちは、我が子に惨めでひもじい思いをさせたくないと、たくさん美味しいものを食べさせたいと強く願い、青年期や大人時代を生きてきたのだと思います。
我が家では、毎年8月15日の夕食に「すいとん」を食べます。親から聞くすいとんは、具も出汁の味もほとんどない、小麦粉団子の汁。祖父母たちは食材を手に入れるのに、お百姓さんに頭を下げたり、道端の草を採ったり、たいへんな苦労をしていたとも聞きました。
そんな親や祖父母たちの思いに、年に一度は考えが巡ります。
現代の日本は、親や祖父母が願った姿に到達したのかもしれません。街には美味しくて安価で、楽しい食べものがたくさん並んでいます。それを子どもが食べられるように、現代の親たちもやはり、日々絶え間ない努力をしているのだと思います。
時代がどう移り変わっても、「せめて子どもには幸せでいてほしい」と願う親の変わらぬ姿を感じます。決して楽に生きられる時代なんてないのかもしれないとも感じます。
そうして、「世界中の人たちに心の安寧を」……そう改めて祈っています。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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