嫌なことには、My号令で立ちあがる(くれたけ#253)

ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、読者さんにオトクな心理情報を1つお伝えいたします。
(所属するくれたけ心理相談室からいただいた、今月のお題です。)


 

「あ〜、さぼりたい…でもやらなきゃいけない…でも…」
「失敗するかも…逃げ出したい…いや、逃げちゃいけない…でも…」
誰もが幾度となく、こんな心の声を聞いたことがあるんじゃないでしょうか。小さなことまで数えれば、心の中のゆらゆら揺れるのは日常茶飯事かもしれません。

時には、いっそサボったり、潔く逃げたりするのもアリだと思います。それが心を守る術になることも実際にあります。でも、全部をサボるわけにはいきません…そこでそんな時に、ちょっとした工夫で「えいっ!」と立ち上がりやすくなるアイデアをお伝えしたいと思います。

それは、あなただけの「My号令」を持つこと!、です。

 

My号令、どういうこと?

例えば、こんな有名な「号令」を思い出してみてください。

気合いだっ、気合だっ、気合いだぁーーーーー!ホイツホイツホイツホイッ

元プロレスラーのアニマル浜口さんの、あの有名なフレーズですね! 娘の京子さんが厳しい試合に立ち向かう時、必ず勝てるという自己肯定感を全身で表現されていたんだと思います。見ている私たちまで、「よっしゃ、できる!」って暗示されたようになりましたよね。


そして、もう一つ。こちらは、ちょっと可愛らしいMy号令です。

できるっ、やれるっ、大丈夫っ!

これは、ある心理カウンセラーの先生が使っていると伺いました。なんでも、食後の片付けが大嫌いだそうで、洗い物に取り掛かる前に、自分に「できる、やれる、大丈夫っ!」と可愛く声をかけるんだとか。自分に優しいまなざしを向けながらも、重い腰を「えいやっ」と持ち上げさせる、まさに温かいMy号令ですよね。


これらの事例から見えてくる共通のキーワード、それは「自己効力感」です。「自分には、これをやり遂げる能力がある!」という感覚があれば、面倒なことや嫌なことにも、ぐっと向き合いやすくなるというわけです。

自分にピッタリな、とっておきのMy号令を、ジェスチャー付きで作ってみませんか?歯切れがよいフレーズを準備すると、立ち上がりやすくなるかもしれません。あなたの「えいやっ!」を応援してくれる心強いお守りになることを、祈っております!

ひまわり

 

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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