子どもの守破離(しゅはり)、親からの守破離
守破離(しゅはり)とは、日本の伝統的な武道や芸道における修行の段階を表す概念です。
以下の3つの段階に分かれます。
1.守(しゅ): 基本を守る段階。師匠から教わった型や技を忠実に守り、基礎をしっかり身につける。
2.破( は ) : 基本を破る段階。自分なりの工夫や改良を加え、独自のスタイルを模索する。
3.離( り ): 基本から離れる段階。師匠の教えを超え、自分自身の道を切り開く。
師匠を親に変更すれば、子どもにも当てはまるのでしょう。
現代社会の環境やそこに流れるキャリアやは実に多様で、親が生きた時代と大きく異なります。
親が学んできた基本の多くは、きっとそのままでは通用しなくなっています。
つまり、成功した親の教えに従っていると、上手くいかない可能性が高いと感じます。
そんな厳しい時代を、自分らしく生き抜かんと模索し切り開いていければ、
それが成功してもしなくても、親はそんな子どもを誇りに思うのかもしれません。
私自身がひとりの親として、そしてひとりの子どもとして、
いつの頃からか、そう思うようになりました。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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