内から湧き出たままを描く経験
ここ数カ月間、月1回~2回、心の絵を描き続けてきました。
心理カウンセラーとしての学び・研鑽の一環です。
身体や心をありのままに感じて、湧き上がってくるままに描き、
カウンセラー仲間に語り、感想をいただき、絵の理解を深めて、自己を知る活動です。
この活動にはふたつの意味があります。
ひとつは、カウンセリングをより効果的に行うためです。
常に変化し続けるカウンセラー自身の心をとらえて理解し、
相談者様に常に、より適切に応対する状態をつくることです。
もうひとつは、「医者の不養生」の如くならないようにであり、
必要なら心をケアして、カウンセリングを常に効果的に行うためです。
ひとりの人間として、社会の事柄や個人的な事柄に遭遇します。
そのたびに、こころは明るくなったり暗くなったり…尖ったり柔らかくなったり…様々変容します。
そんな自分の心を実感することこそ、相談者様に真摯に向き合う礎だと思っています。
自由に描く心の絵は、自分でも思いもよらぬ絵になったりします。
描き進めていくうちに、どんどん変容したりもします。
描いた絵を見ていくと、自分の心を覗き込んでいるように思えたりします。
他のカウンセラーの絵を眺めて、新たな視点を発見することもあります。
心理カウンセリングの中で、時には絵を描いていただくことをお薦めしたりします。
相談者様には、言葉にしにくい気持ちや語りたくない気持ちなどを表現できたり、
自分自身について新たな気づきや癒しを感じられる方もおられます。
カウンセリングにおける、カウンセラーとのコミュニケーションのひとつとなっています。
投稿者プロフィール
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