突然告げられる事態に、タフでありたい

人は突然、想定外のネガティブなことを告げられるとまず、否定するようです。

突然にがんを宣告されたり、突然に離婚を切り出されたり、

突然にハラスメントを訴えられたり、突然に不祥事を密かに伝えられたり、

突然に大切な人の訃報を知らされたり、突然に避難指示が出されたり…。

「うそでしょ、ありえないよ。何かの間違いに決まっているよ」

気持ちは受け入れられる状態に全くないので、プロセスとその時間が必要なんです。

 

その時間すら与えられない事態では気持ちは混乱を強くしますが、

その様な態度では問題の解決は望めません。余計に混乱が強まります。

努めて冷静に対処される方もおられます。しかし本音は、冷静であろうはずありません。

 

冷静になるためにも、気持ちを吐露するためにも、心理カウンセラーはお役に立ちます。

なぜなら、あなたが人生を生きる道から少し外れて、ありのままの自分をさらけ出せるのですから。

みっともないあなたでも、大嫌いなあなたでも、さらけ出せるのですから。

カウンセリングは、生きる道にいるときのあなたをタフにする支援になると、信じています。

 

想定外の異常事態が人生にはいくつもやってくることは、想定内です。

でも個々の事態についてはやはり想定外です。

それでも私たちは生き続ける…タフでありたいと願います。

冬の野ウサギ

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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