祝福されない結婚
家族からも、相手の家族からも、周りみんなからも、大いに祝福されて結婚する。
結婚とはそういうものと当たり前に思い、それを望み、思い描いてきたのに、
現実そうはいかない場合が世の中にはあります。
親は、子どもの将来を思い、家のことを思い、世間体にも思いを至らせて、
こうあるべき、これだけは避けるべきと、その思いや考えを温めてきたでしょう。
子どもは、どんな人とどんな結婚をして、どんな生活をするのか、
理想や希望をもち、相手の方と幸せになりたいと思いが募っているでしょう。
その思いが食い違うとき、互いの思いを交換し、補い、修正しあえればよいのですが…
主張しあうだけで尊重できないなら、それはもう”勝負”になってしまいます。
人生すら投げだしたくなる絶望、他者への激しい怒り、
理解してもらえない悲しみや無力感、自分がおかしいのかという迷いなど…
まずは吹き荒れる気持ち、渦巻く感情を是非聴かせてください。
「うちの親は本当に分からずやだ、俺はもうとっくに大人なんだ」とか、
「うちの子がこんなに世間知らずだとは知らなかった、情けない」とか、
「私っておかしいのかな。どうしたいのか、わからなくなったよ」とか、
思いっきり吐き出してみてください。そのうえで、
それでも見捨てられない親や子どもとどう向き合うのか、
自分を貫く信念・思いや世の中の現実とどう向き合うのか、
一緒に落ち着いて考えてみませんか。
この先にきっと、灯りは見つけられます。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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