「私は弱い」って思う人が魅力的
大きい小さい、高い低い。形容詞は、何かと比べている。
強い弱いもそう。
メンタル強いとかメンタル弱いとか言う人は、他の人たちと比べている。
強いのと弱いのとどちらがいいかって、なんだって強い方がいいに決まっている。
弱肉強食…食われるより食うほうがいい。だって、食われるのは嫌だ。
スポーツだって勝つ方が気持ちがいい。勝つための練習はあっても、負けるための練習なんてない。
そもそも厳しいこの世の中は、強くなければ生き残れない。
やっぱり強い方がいい。強くなりたい。強くなきゃだめだと思う。
でも、
私は、「私は弱い」って思っている人を、魅力的に感じたりする。
私は、「私は強い」って思っている人を、ちょっと怖いと感じることがある。
なんでだろうか。
「私は弱い」って思う人には温かみを感じる。やさしさを感じる。襲ってこない安心感がある。
「弱くてもいいんだ」って、力を抜ける気がする。厳しい世の中を忘れられる感じがする。
そんな感じかなぁ。
強さか弱さか、どっちがいいかなんて、わからない。
自分が強くても弱くても、どっちでもいい…そう思う。
別の人はこんなふうに言う。
「強いとか弱いとか、何を言ってるの?? そんなどうでもいいこと。考えないよ、私は。」
この言葉がこころに突き刺さる…そんな感じがした。
私は私。ただ、それだけ。
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