部下からの𠮟責に苦しむ
部下から激しく叱責される。
部下の言うことは、そのとおりだと、なるほどなぁと思う。
わたしが上司として未熟なんだと、申しわけなく思い、情けなくなる…悲しくなる…
けれども、あいつが怖くてしかたがない。
そこまで言われる筋合いはないと、腹が立つ、悔しい、憎い。
でも私は上司である。私は冷静に、この組織をまとめ、仕事を進めねばならない。
しかし、どうすれば事態が収まり、組織がまとまるのかは、見当もつかない。
相談するのは間違っているし、みっともない…したくない、私のプライドが許さない。
八方ふさがりだぁ。
あいつは態度を変えないし怖いし、すっごく嫌いだし腹が立つし、
事態がよくなりそうな気が全くしないし、誰も助けてくれないし…
永遠にこんな状態がつづくのかと思うと、気が滅入る、たまらない…
この方は、問題を悩み考えているというよりも、
問題に向き合って悩み考えることができないことに、苦しんでいるように想います。
問題に向き合えられれば、悩み考えることができ、解決に向け一歩が踏み出せます。
ただ、問題に向き合うことは、心が整っていなければむずかしくなります。
しかし、心を整えることじたいが、時におおきなハードルとなります。
組織の誰かに相談することがよい…とまず考えますが、しかし、
組織の誰かに相談することが、問題を複雑にする、悪化させる場合もあるでしょう。
組織の中で頼る人がいない、自分のこころが混とんとしている、いつものように動かない…、
そんなときには、心理カウンセラー、産業カウンセラーの門を叩いてみてください。
一緒におおきなハードルを、飛び越えましょう。
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