2つの問題解決アプローチ、心も同じ
「問題を解決するためには、まずその原因を究明する」
問題を解決するときに、何事においてもこの手法をお使いの方は、
もうひとつ別の手法もお持ちいただくことをお薦めします。それは、
「これからどうなりたいかを決めて、そうなれそう策をトライする」
前者は、問題の原因を改善することで問題を解決し、再発を防止します。
後者の場合は、問題を契機にして、現状を発展させます。
こころの問題についても同様で、やはり2つの問題解決アプローチがあります。
たとえば、「なんで私は、こんな人間なんだろう…」と真剣に悩んでいれば、
それは、「原因を知って、治して、変わる」という前者のアプローチなのでしょう。
たとえば、「この苦しさから、とにかく抜け出したい」と追い詰められていれば、
「早々に苦しまないようになる」という後者のアプローチが適当でしょう。
苦しみが軽くなったのち、原因を知りたくなる可能性はありますが。
心理カウンセラーは、こんなことも念頭において、ご相談者様に接します。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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