論理で迷い感情で決める。そんな投票の正当性
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衆議院選挙の期間中、メディアでは各党が熱い主張を繰り広げています。 ひとりの有権者としてそれらを見聞きしていると、「一体どれが正しい理屈なのか」と判断に迷ってしまうことはないでしょうか。
難しい政治や経済の現況、そしてこれから取るべき施策。 これらについては専門家の間でも激しく意見が食い違うものです。そう考えると、私たちがいわゆる「素人」として、すべてを論理的に理解し、自信を持って意見を持つことは決して簡単なことではありません。
そんなとき、私は「自分の感情に委ねて投票先を選ぶこと」は、案外と正解なのではないか……と思っています。
「感情的に選ぶなんて、非合理的で間違っている」 そんな風に自分を律してしまう方も多いかもしれません。すべてを論理的に比較検討しようと思えば、膨大な時間と労力、そして専門的な知識や能力を注ぎ込むことになります。そうして複数の論理が並行して成立しまうと……投票先について自信を持てないように思います。
実は「感情」というのは、決していい加減なものではありません。 心理学の世界では、私たちの直感や感情は、脳が過去の膨大な経験や知識を瞬時にスキャンして弾き出した、超高速な計算結果と言われることがあります。考えるよりもずっと速く計算されたのです。言葉でうまく説明できなくても、「なんとなくこの人は信頼できる」「この主張は自分には違和感を覚える」など。それは、あなたの脳がこれまでの人生で培ってきた価値観に照らし合わせ、自分にとっての「最適解」を導き出している証拠なのです。
論理的に考え抜こうと努めても、それでもなお答えが出ない。 そんな苦労を感じた上であれば、最終的には自分の「好き嫌い」や「損得」といった気持ちに大いに委ねていいのだと思います。
「何が正しいか」は時代によって変わるかもしれませんが、「どんな未来を歩みたいか」という自分の感情に嘘をつくことはできません。
悩んだ末に辿り着いた「感情」は、あなた自身の生き方にまっすぐ直結しています。 だから、最後は堂々と「好き嫌い」で選んでいい。その一票は、他の誰の理論よりも、あなたにとって合理的で誠実な選択のはず…そう思います。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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