【防災の日】仲間の存在が支えになる
ブログにお越しいただき、ありがとうございます。 本日9月1日は「防災の日」です。みなさんは、これまでにどのような災害をご経験されましたか?
幸いにも、私や私の家は直接的な被害を免れてきました。しかし、災害を身近に感じたことは何度かあります。災害には遭いたくないと願いながらも、いつか遭うだろうことを覚悟し、その時に助け合える存在でありたいと感じています。
2つの豪雨体験が教えてくれたこと
私が小学生の頃、豪雨で堤防が決壊し、近所が広く床下浸水、一部が床上浸水となりました(昭和51年9月の安八豪雨)。私の家は高台にあったため難を逃れましたが、たくさんの友人宅やお店が被害に遭ったことを思い出します。
また、30歳頃に見舞われた平成12年9月の東海豪雨では、会社で製品が浸水する被害に遭いました。社員総出で、腰まで水に浸かりながら製品を運び出し、被害を最小限に抑えようとしました。その夜、帰宅を試みた同僚たちが途中の道路が冠水して戻ってきて、会社で一緒に一夜を明かしたことも、忘れられない思い出です。
災害対策の担当者になって感じたこと
40代後半から企業で災害対策を担うようになり、台風や豪雨、地震などの災害が年々その頻度や強度を増していることを実感しました。
その度に、被害に遭われた社員やそのご家族、お取引先様、地域の方々が直面する厳しい状況に、心を痛めました。同時に、使命感に燃え、関係部門と連携して社員を派遣したり、物資を提供したりしました。被害地域の声に耳を傾け、ひとつひとつ対応する私たちの姿勢に感謝の言葉をいただきました。被害を受けた方が私たち仲間の存在を実感する気持ちこそ、彼らの役に立ったのかもしれないと感じます。
防災の日が教えてくれること
「防災の日」は、防災意識の向上と備えを推進するために制定されたそうです。これまでの経験を振り返ることで、改めて防災について考えるきっかけになりました。
災害はいつ、どこで起きるかわかりません。だからこそ、日頃から「備える」ことが大切です。そして、実際に災害が起きたときには、互いに「助け合う」ことが何よりも重要だと感じます。
このブログが、あなたにとって防災について考えるきっかけになれば幸いです。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。
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