褒め言葉に素直になれた私

ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、些細な傷つきを打ち明けたら生きやすくなったお話です。


 

「えぇーっ、30代かと思ったんですけどぉーっ!」

昨夜、Zoomの画面越しに初めてお会いした男性から、私に向けられた言葉です。ちなみに私は現在58歳、その男性は56歳。私の方がやや年上です。

子どもの頃から童顔で、年齢を重ねても実年齢より若く見られることが多かった私ですが、20歳以上も若く見られたのは本当に久しぶりでした。 その言葉に、初対面にも関わらず一気に距離が縮まり、楽しい気持ちになりました。

実はごく最近まで、若く見られることが私はすごく苦手でした。「上から目線で軽く扱われている」と感じて、そのたびに自信が揺らぐような悲しい気持ちがしたのです。 日常生活の中では些細なことだと割り切り、特に向き合うことなく放っていました。

そんなある日、カウンセリングを学ぶ仲間たちに話す機会がありました。「つまらない話ですが…」と前置きして話し始めると、若く見られることに関するエピソードや、それに対する自分の気持ち、自己分析が次々と溢れてきました。仲間たちも真剣に耳を傾け、たくさんの感想をくれました。

そのしばらく後、またある人から「若く見えるね」と言われる出来事がありました。ところが、以前のように嫌な気持ちにはならないのです。素直に「よく言われますよ」と返している自分がいました。本当に、素直な気持ちで。 これは、あの時じっくりと傾聴してもらった効果だと実感しました。

このような経験を繰り返しながら、人は少しずつ生きやすくなっていくのかもしれません。昨日はまさに、そんな風に感じた瞬間でした。

青空と緑

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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