父とのありがたい時間、野菜とともに

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今回は、家庭菜園の野菜と、それを育てる高齢の父の話です。

家庭菜園のなす      家庭菜園のきゅうり

家庭菜園のピーマン 家庭菜園のトマト

私の父が家庭菜園を始めて、もう2ヶ月ほどになります。以前から「やってみようかな」とは言っていたのですが、まさか本当に始めるなんて…でした!

お店の人とあれこれ相談しながら、ナス、トマト、きゅうり、ピーマンの苗を選び、土や肥料、支柱にネットまで、必要なものをせっせと買い揃えました。私もその買い物に付き合い、庭で支柱立てを手伝ったり。慣れない作業に悪戦苦闘しつつも、父とふたりでわいわい準備した時間は今でも鮮やかによみがえります。

 

そして今、家庭菜園には、小さな赤ちゃん野菜たちに育ち始めました!少々いびつだったり、頼りなさげだったりしているから余計にでしょうか、彼らが無事に大きくなりますように、と心の中でエールを送らずにはいられません。「収穫したら美味しくいただかれるんだぞ!」と我ながら身勝手だなぁと思うのですが、それ以上に、小さな命が育っていく様子を見守る喜びに満たされています。

 

最近、年齢のせいか、少し疲れやすくなった父ですが、野菜たちのこととなると話は別です。毎日まめにお世話しているようです。

先日、スーパーで買い物に付き合った時のことです。父が陳列されたナスの前でふと立ち止まり、こう言いました。「ナスを買って帰ったら、かみさんに叱られる。『家にあるでしょ!』ってね、ハッハッハッハ!」

本当に買いたくないのは父自身なんだろうな、と思いながら私も一緒になって笑いました。きっと、丹精込めて育てている自分のナスが一番かわいいのでしょう。そんな父の嬉しそうな顔を見ていると、「いつまでも元気でいてほしいな」という思いがじんわりと心に広がります。

家庭菜園を通して、父が生き生きとしている姿を見られること。そして、その喜びを一緒に分かち合えること。当たり前ではない、この「ありがたい時間」に心から感謝しています。そして父に、「ありがとうございます」。

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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