なぜ、仕事をするのでしょう(くれたけ#251)
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
今回のブログは、くれたけ心理相談室の今月のお題のひとつに応えます。
お題「あなたは何故仕事をするのでしょう。」
ある中年サラリーマン男性が、とある心理カウンセラーから、
まさにこう問いかけられました。
「あなたは今、なんのために働いているんですか。」
彼は大きくため息をついて、ややうつむき加減に、こう口を開きました。
「食っていくためでしょうなぁ。」
悲しそうな、残念そうな、悔しそうな、そんな顔をされていたそうです。
その男性はその時、
辞められるものなら辞めたい…でも家族を養うために辞められない…
そんなお辛い気持ちだったのかもしれません。
でも彼の根底にある強い気持ちは、
「家族のために、頑張って働かなければならない」という使命感でしょう。
彼がつらくても逃げない理由は、家族だったのだと思います。
その使命感のお陰で、彼自身は逃げずにいられたのだと思います。
「あなたはなぜ、仕事をするのでしょうか。」
それは、誰かのため。
私がやらなければ、生き抜けないかもしれない…、
そんな誰かのために、仕事をするのです。その誰かは、私自身や家族など大切な仲間たちであり、
お客さまや関係者、さらには社会全体へと広がります。
でも少し、緊張で心身がこわばりそうな答えです。
ですから、少しだけ、つけ加えたいと思います。
どんな仕事であれ、その仕事に向き合えば、
そこからしあわせや人生における貴重な価値が湧きあがるのです。
自分自身を含めた誰かの今、そしてこれからの人生を
きっと豊かにすると信じます。実際にそうでしたから。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
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