過去は変えられる…と思うのです

ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
今回のブログは、過去も変えられると信じる話です。


 

ある日ある男性が突然、家族を残して、家を出ました。

「好きな女ができたから」と、全く悪びれもせず、謝罪もせずに。

子どもは、心の底から憎みつづけてきました。

いつも明るくて真面目な父親とともに過ごした、楽しかった思い出の全てが、

すべて嘘で塗り固められた、汚れた思い出に変わりました。

 

ある日、その男性の家出の本当の理由を、その子供が知りました。

男性の友人の多額の借金を代わりに背負ってしまい、

妻や子どもたちを借金取りたちから守るための苦肉の策でした。

突然の家出、しかもその理由の真相を告げなかったことは、

自分を犠牲にしてでもみんなを大切にする父親の、

愛情深くて優しくてカッコイイ覚悟の行動なんだと、

美しく誇らしく、温かな思い出に変わりました。

(架空の物語です。ドラマを観て着想しています。)

 

自分の過去について、辛かった、嫌だったと苦々しく感じるかもしれません。

いつか、その過去について、麗しく、温かいと自らの礎の如く感じるのかもしれません。

そびえる一本の木

投稿者プロフィール

青木 亮
青木 亮くれたけ心理相談室(名古屋本部)心理カウンセラー 産業カウンセラー
こんにちは。広い空や海の開放感が大好きなものですから、
自分への日々のご褒美には、広い空間の体感かスイーツやお酒少々です。
皆さんの明日が今日よりも、明後日が明日よりもステキでありますように。

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